日本の人事部HRカンファレンス2019秋に行ってきた【レポート】

人事

こんにちは、管理部さんです。今回は日本の人事部(運営会社:株式会社アイキュー)のイベントHRカンファレンス2019年秋に行ってきましたので、その内容をちょっとだけ紹介します。

日本最大級の人事イベント HRカンファレンスとは

日本の人事部?日本の人事部長じゃなくて?

某グループ企業とは違います。日本の人事部は、文字通り日本の人事部関連のセミナー・資料・レポート・ニュースを集めたサイトです。運営会社は株式会社アイ・キューという会社です。

サイトの中には人事の基礎的な用語から最新用語まで丁寧説明をしてくれたり、全国のセミナー、人事のコンサル、採用/研修サービスを分野別、受講者別、課題別に探せる機能があったり(もちろんセミナー側は登録ですが・・・)至れり尽くせりな人事系のサイトなのです。

ちなみに私は人事カレンダーと、キーワード集をよく活用しています。

そもそもHRカンファレンスって何?

その『日本の人事部』というサイトの運営会社である株式会社アイ・キューのイベントです。経済産業省と厚生労働省が後援をしています。人事関係の講師陣がセミナー・ワークショップを無料で行ってくれるという人事担当からしたら、なんともありがたいイベントです。

HRカンファレンスの申し込み方法及び、システム

【HRカンファレンス2019秋東京の受講は終了しています】
大阪はまだあるようです。

申し込みは簡単、日本の人事部にアクセスして右上の『HRカンファレンス』のバナーをクリックして詳細申し込みをクリックし、受講したいものと自身の情報を入力するだけ。

受講には少し制約があるものもあり、特別講演を受講しなければ、受けられないものがあります。また、東京会場の場合ですが、ワークショップを受けると2講義分の時間をとるため、特別講演・特大会場の講演で聴けないものが出てきます。あと、かなり早く申し込みしないとすぐ満席になります。

東京会場へ来る人は、私が名刺交換した方は東京、神奈川が多かったですが、さいたま市や名古屋市(!!)からこられている方もおりました。

HRカンファレンス2019秋レポート

人事としての刺激を受けた講演 日立製作所 矢野さん

いくつか講演を受けましたが、どれも非常に質の高いものでした。講師陣が時間のない中で自分自身の商材をコンパクトにまとめて話をされている印象がありましたが、もらった刺激はかなりいいものでした。

特に私は、株式会社日立製作所の矢野和男さん(@kazuoyano)の講義に心を奪われました。この方は、AIと人間社会行動を研究しており、自身も腕にウェアブル端末を10年以上身につけており、そのうえで分析結果として『個人が周りを幸せにする行動する組織は生産性が高い』ということを発見したそうです。しかも、業種職種問わず。すご!!

ちょっとだけかいつまんで説明します。

幸せになる3つの要因とそれを可能にする4つのスキル

人が幸せになるためには3つの要因があるそうです。そしてその比率は5:4:1

  1. 固定的要因(遺伝や幼少期など)50%
  2. 状況的要因(報酬や昇給など)10%
  3. 日々の行動習慣40%

この中の日々の行動習慣を身につけることが現状から幸せになることができる方法だそうです。そしてこの『日々の行動習慣』は、訓練や学習によって変化することが可能だそうです。具体的な方法は、

  1. 自らの道をみつける
  2. 自身を持って行動する
  3. 困難には立ち向かう
  4. 物事の明るい面をみる

だそうです。人事を請け負う人として、「どんなセミナーやOJTをしたら能力が向上するだろうか」とか、「この人のこのスキルがちょっと足りないなぁ」とか「KPI!KPI!!」みたいなことを考えているところに右ストレートで「周囲を幸せにすればおのずと生産性があがるんじゃ!!」って殴られている感覚がありました。

本人も言っておりましたがちょっと宗教的な感じです。ただ、至極全うで正当で健全で善人な方法が組織運営の上で非常に有用だということに感動を覚えた次第です。本もぽちりました。

文庫 データの見えざる手 ウエアラブルセンサが明かす人間・組織・社会の法則 (草思社文庫) [ 矢野 和男 ]

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そんなわけで、このHRカンファレンスにはじめて行きましたがとても有意義な時間が過ごせました。次回は春にあるそうなので次回も行ってみようと思います。

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