こんにちは、管理部さんです。今回は『ホームページ作成の値段が高い理由』です。 ホームページ制作企業に依頼すると、安くても30万円程度となってしまいます。スタートアップ企業や個人業主にとって30万円はなかなかお高い値段です。
なんで高いのかと言うと理由はただ一つ、制作会社の人件費です。ちょっと掘り下げると下の費用です。
別の記事で「自分で作成するホームページ」に入れていますが、作るだけであれば多少のネットの知識とちょっとのやる気と15,000円/年ぐらいでサクッと作れます。wordの全機能を網羅するよりはるかに簡単です。作るだけなら。
えー!そんなに安くできるカモか?!ちょっと意外カモ!!
ホームページ制作会社の一般的なロードマップ
下記は、一般的なホームページの制作の流れです。ホームページを作るといってもこのホームページ制作会社に依頼するとこのぐらいの工程はしています。
- step1ヒアリング
- 会社・サイト・商品のコンセプトの確認
- 調査・ターゲット・マーケティング
- step2設計
- 要件定義
- 基本設計(画面レイアウト図、サイトマップ)
- step3ホームページの作成
- コンテンツ(素材)の調達・作成・編集
- ビジュアルデザイン・コーディング・フォーム開発
- テスト・デバック作業
- step4運用保守
- レポート(解析・レポート)
- 改善案(集客・導線・コンテンツの更新)
- 保守作業(サーバー・ドメイン更新、不具合の修正)
これ以上にやっている企業もあります。ただ、ひどいところでは、ほぼ投げ売りの企業も少なからずあります。なので、しっかりやっている企業の見極めが難しいです。お弁当に例えると、素材からこだわったお客様に要望に会わせて手作りした弁当か、他人の作ったお弁当をさも自分が作ったかのようにパッケージだけ変えるかぐらいの違いがあります。
ホームページ制作のヒアリング
ヒアリングとは、『要望の叶ったホームページを作るために細かく確認する』ことです。お店であれば、その店のコンセプト、商品のラインナップ、どんな目的、目標を掲げてホームページを作成するのか、どんな人たちが来ることを想定しているか(ターゲッティング)、予算はいくらかを聞きます。
予算によってやったりやらなかったりですが、そのお店の競合のホームページはどんなものか、ホームページを作成してどのぐらいの集客が見込めるかを調べたります。
ホームページの設計
さて、ヒアリングした内容や、調査を基にホームページの設計をしていきます。設計では、要件定義を作成します。 要件定義は制作会社が「ここまでやります!!」というのを確認するための作業です。後ろ向きに言うと、依頼主との食い違いによる争い・過剰サービスをすることを避けるための確認。要件定義を確認したら、本格的な設計に入ります。ホームページは、サイトマップ・画面レイアウト図(ワイヤーフレーム)という構成図によって作成されます。サイトマップは、ホームページの階層を示したもので、画面レイアウト図は、見たページのレイアウトです。
ホームページの作成
設計が完了したら設計に沿ってホームページを作成します。画面レイアウト図に従い画像の調達や加工、文章の作成などのコンテンツ制作をし、適時配置していきます。画像は、無料から有料のものまであり、お客さんの要望と予算で決定します。
どんな感じで制作費用を決定しているの
サイトを作る制作費(原価)も一般的な会社と同じで変動費(人件費)と固定費(サーバー代など)に分けることができます。ちなみに変動費は、作業時間によって増減する費用、固定費は作業時間にかかわらず一定額かかる費用のこと。
となります。安いホームページを制作する会社では、兼任で作業をする人が多かったり、そもそもマーケターの役割をする人がいなかったりします。
つまり「ホームページを制作するだけ」ということに特化しているから安いと考えられます。高い制作費のところは各職種で専属の担当がおり、マーケティングもしっかり行っていることが考えられこれにより制作費用がガンガン上がります。
こちらには費用に書いていませんが、写真もプロに頼めば最近では5000円~3万円程度でよい写真を複数枚撮ってくれる方がいます。
一方ホームページ制作の固定費はそこまで高くありません。固定費は通常地代家賃(家賃のこと)など発生しますが、今回の場合は抜いて考えます。冒頭に15,000円ぐらいで作るだけならできると言った理由はここのサーバー代、ドメイン代だけで作ることが可能だからです。
「画像って1回の購入でも費用かかるんじゃないの」という疑問が発生しますが、月額制のものも多いです。例えば、pixtaという画像・イラストサイトは、月額6,380円/10点~から画像の購入が可能となり、制作会社はこういったサイトを定期利用しています。
これらの費用を合算すると、固定費自体の費用は大規模な費用ではないと考えられます。確かに賃借料を考えると高くなりますが、それは制作会社の都合で、依頼者側からしたらどこで作っても同じです。
やっぱりちゃんとしたホームページの会社は、それなりに高い理由があるノハシ!
例えば、プログラマーがホームページ作成を行ったとしたら
ぐらいでできてしまいます。3万円ちょっと。ただここに技術料(人件費)が加算されます。この技術料が制作会社の裁量によって決定します。30万円で良心的なところもあれば、10万円でも悪質なところ(お客にか社員にかはまたべつのはなし)もあるといった理由がここです。
良い会社に巡り合えれば良いカモねー
安い会社はごまんとありますが、良い会社はなかなか見つけられないものです。本当に悩んだら3万円あれば作れるとかんがえ制作会社を探していった方が無難です。
最後までお読みいただきありがとうございます。